環境とアウトドアスポーツのススメ

サイクリングやウォーキング、登山、バードウォッチングについて紹介します

鳥の移動は終わりに近づいています

今日も関門海峡にハチクマなどの猛禽類の渡りを観察に行きました。

10時半くらいまでいましたが猛禽類は撮影できませんでした。

インタネットなどで調べるとハチクマはほぼ外国に渡ったようです。

他の猛禽類は、まだ渡っているようですが少なくなっています。

猛禽類の渡りは終盤に近付いているようです。

無事に目的地に着くことを祈っています。

 

なにか撮影できる鳥を探しました。

アトリがいました。

 

アトリ

 

2時間くらい山頂にいましたが猛禽類を撮影できなかったので、久しぶりに干潟に行きました。

 

猛禽類とは逆に、ヘラサギ等のサギ類が日本に来ていました。

外国から来たので疲れているのでしょうか遠くの小島で休んでいました。

 

ヘラサギもしくはクロツラヘラサギアオサギ

 

約4が月ぶりの干潟でした。

秋になり鳥が増えています。

 

いろいろな鳥が飛んでいました。

 

カラシキサギ

 

チュウサギ

 

ミウ

 

猛禽類ノスリも居ました。

 

ノスリ

 

ウミネコ

 

カイツブリが一羽泳いでいました。

 

カイツブリ

 

いろいろな鳥が日本と外国を行き来しています。

人間が飛行機を使って外国に行くのも大変なのに、鳥は自分の体を使って外国に行くのですから凄いです。

関門海峡の猛禽類以外の鳥

先日関門海峡猛禽類について投稿しましたが、今日は猛禽類以外の鳥を投稿します。

関門海峡は、海の近くまで山が迫っており小鳥も見かけます。

猛禽類を観察しているとエゾビタキとホウアカがいました。

 

〇エゾビタキ

 

〇ホウアカ

 

関門海峡の風景もよく、半日くらい眺めていても飽きません。

 

関門海峡と山

 

山には蝶々もいました。

 

〇蝶々

 

ところで猛禽類であるハチクマの渡りは、ほぼ終わったようです。

次は春の渡りで5月頃になります。

 

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島巡り 屋久島の旅と環境

目次

1.はじめに

 

2.屋久島の旅の行程

 2.1 1日目

 2.2 2日目

 2.3 3日目

 2.4 4日目

 

3.屋久島の環境について

 

 

1.はじめに

 

先週は休暇を取り、鹿児島県の屋久島に行きました。

今回の目的は、樹齢7000年の縄文杉を見ることとと九州一の標高である宮之浦岳の登山でした。

 

宮之浦岳   太鼓岩からの眺望

 

今までは屋久島には興味がありませんでした。

しかしバードウォッチングで知り合った世界的に活躍されているツアーコンダクタ―の方から、日本では屋久島が面白いと言われたのがきっかけです。

 

2.屋久島の旅の行程

 2.1 1日目

 

屋久島の人気は高く、直前に行くことを決めたので飛行機の時間を選ぶことが出来ませんでした。このため1日目は午後からの出発になりました。

 

福岡空港からプロペラ機を使用して1時間10分で屋久島空港に着きました。

人生で初めてプロペラ機に乗りました。

機内は狭いですが、乗り心地はジェット機よりむしろ良いくらいでした。

 

同型の日本エアコミューターのプロペラ機

 

空港から安房と言うところまで路線バスで行き、その日は安房のホテルに泊まりました。

安房には15時ごろに着いたのでホテルに荷物を置き付近の海岸を散策しました。

海岸からは種子島が見えました。

種子島はかなり長い島なので、最初は九州本土と勘違いしました。

 

屋久島から見える種子島

 

 2.2 2日目

 

朝4時に起きて、4時40分の路線バスで屋久島自然館に行きました。

屋久島自然館から先は登山バスに乗り換えます。

宮之浦岳登山をしやすい淀川登山口に行きたかったのですが、時間的にちょうどよいバスがありませんでした。このため荒川登山口方面のバスに乗りました。

地図上は荒川登山口でも宮之浦岳には登れますが、荒川登山口は縄文杉に最短で行ける登山口です。このため宮之浦岳に行くには遠回りになります。

 

屋久島自然館を5時30分に登山バスで出発し、荒川登山口に6時20分に着きました。

 

登山届を提出し、装備を確認して出発しました。

 

荒川登山口

 

スタート地点の橋 トロッコ電車の線路と登山道

 

山小屋に泊まる予定にしていたので、60Lのバックパッキングに、カメラや双眼鏡、三脚、シュラフ、カッパ、防寒着などを入れるとかなり重くなりました。

登山道はトロッコ電車の中央部の木の部分を歩きます。

登山道は木の上を歩くので凸凹がなく、徐々に高度を上げるので歩き易かったです。しかしバックパッキングが重いのには閉口しました。

ようやくトロッコ電車の終点に着きました。

これから先は傾斜の急な山道です。

途中でウィルソン株と言う巨大な切り株を見ました。

豊臣秀吉が京都の方広寺建立のために伐採されたという言い伝えのある大きな切り株です。

 

ウィルソン株

 

ウィルソン株の中は巨大な空洞になっています。

 

ウィルソン株の内部

 

ウィルソン株を後にして、1時間くらい歩き縄文杉に着きました。

すでに到着していた人がいて賑わっていました。

 

写真は遠くに見えるので大きさがわかりにくいですが、樹齢7200年の縄文杉は巨大でした。

屋久島を象徴する杉の大木になります。

 

縄文杉

 

縄文杉から先の登山道は人もいなく、本格的な登山道になります。

観光客に同行していた登山ガイドの方に、宮之浦岳に行って、新高塚小屋に戻れるのかを聞きました。

時間は11時くらいでしたが、健脚ならどうにか行けるかもしれないがその荷物だとかなり厳しいと言われました。

縄文杉の先は人はほとんどいません。宮之浦岳の登山は反対のルートから来ているのが理由になります。

取り合えずは、高塚小屋を経由して新高塚小屋まで行きました。

13時に新高塚小屋に着きました。

新高塚小屋は無人の避難小屋です。

まだ、誰もいませんでしたがバックパッキングを小屋において、カメラなどの貴重品とライトを持ちベルトポーチで宮之浦岳に向かいました。

宮之浦岳までは3.7kmです。下界だと大した距離ではありませんが予想以上に登りがきつく、時間がかかりました。2kmを切ったところで14時45分になりました。

新高塚小屋に戻る時間を考慮すると夜になる可能性があるので断念しました。

小屋に戻ると、どっと疲れが出て16時から翌朝の5時くらいまでシュラフで寝ました。

こんなに寝たのは久しぶりでした。

新高塚小屋の傍ではシカにも出会いました。

 

新高塚小屋

 

シカ

 2.3 3日目

 

5時半くらいから宮之浦岳に再挑戦しました。今度は猛烈な雨が降り出し、またも途中で断念しました。屋久島特有の天気です。

2時間後には晴れたことを考えると残念ですが、登山は状況によってはあきらめも肝心なので、仕方がないと思いました。

その後、新高塚小屋に戻り雨の中を縄文杉とウィルソン株に下りました。

縄文杉とウィルソン株は朝早かったので、人がいなく写真が撮影しやすかったです。

このため、上に掲載した縄文杉とウィルソン株の写真は下りの写真になります。

 

その後、トロッコ電車が通過するのを見ました。めったに通ることがないようですが、林野庁がトロッコ電車の運転実習として走らせていたようです。

貴重なものを見ました。

 

戻りは、荒川登山口に行かずに、途中から辻峠を越えて苔がきれいな白谷雲水峡を目指しました。

60Lのバックパッキングは予想以上に身体にダメージを与えて時間がかかりました。

辻峠に着いた時は15時でした。

峠の行先表示には太鼓岩まで300mとの文字がありました。

太鼓岩の方向を見るとかなりの傾斜でしたが、縄文杉から下る途中に太鼓岩の場所を尋ねられたので、太鼓岩がどのような所か非常に気になっていたので登りました。

このためバックパッキングを峠に置いて、貴重品だけを持って登りました。

太鼓岩は、山の頂上に巨大な丸い岩がある屋久島の名所です。

到着すると宮之浦岳をはじめとした山脈が見え絶景でした。

 

太鼓岩と宮之浦岳

宮之浦岳と栗生岳、翁岳

 

太鼓岩を下る途中で、若い夫婦に会いました。登りが急なので苦労していましたが、

私が「太鼓岩から見る景色は最高ですよ」と言うと、「峠に緑のバックパッキングを置いてあったので心配していました。頑張って登ります」との返事がありました。

 

その後、パックパッキングを担いで白谷雲水峡を下りました。

白谷雲水峡は湿気が多く、苔が岩に生えているので滑りやすく、重たいバックパッキングを担いで歩くには不安定で、予想以上に時間がかかりました。

 

白谷雲水峡

 

白たえの滝

 

白たえの滝

 

バス停が確認すると、バスの最終便が10分前に出ていました。

宮之浦町の宿まで7.5kmくらいだったので歩くことにしました。

歩く途中で道路脇にサルの群れがいました。

 

道路脇のサル

 

その後、道路から九州本土の開聞岳が見えました。

絶景に見とれ、夢中で写真を撮影しました。

 

開聞岳が見える景色

 

開聞岳の拡大写真

 

写真を撮影していると、車を止めて声をかけてくる人がいました。

太鼓岩であった若い夫婦でした。

「宮之浦町の下るには時間がかかるのでよろしければ車に乗っていきませんか」と

声をかけていただき、車に乗せていただきました。

脚がかなり疲れており、その後1時間以上歩く予定だったので助かりました。

若い夫婦も私が薦めた太鼓岩からの景色には感動したようです。

旅の中での暖かい親切には感謝しました。

 

 2.4 4日目

 

午後からの飛行機で帰る予定にしていたので、午前中に路線バスで屋久島の砂浜を見に行きました。

秋の海岸は人がいませんでしたが、砂の目が粗く非常にきれいな砂浜でした。

 

一湊海水浴場

 

 

その後、空港に戻り帰宅しました。

 

今回の旅では、目的の一つである宮之浦岳には登れませんでしたが、世界自然遺産である屋久島には他の場所でも感動するものがありました。

もう一度屋久島には行きたいと思います。また、宮之浦岳の登山には、もう一度チャレンジしたいと思います。

 

3.屋久島の環境について

 

屋久島の環境についてお話します。

 

写真は宮之浦町に流れる川の河口です。

町の河口付近に流れる川で、こんなに透明な川を見たのは、私は初めてです。

写真を見ても水が透明なのがわかると思います。

水がきれいです。

屋久島は降水量が多く水が豊富なようです。登山途中で湧き水を飲みましたが美味しかったです。また、宿ではお茶が美味しく感じました。

今後、水は大切な資源になると思います。

 

また、サルは屋久島を記した缶バッチにも描かれており、シカなどを含めて動物が島の環境に共存し生活しているようです。

 

屋久島には、すばらしい環境が存在しています。

 

 

宮之浦川の河口

関門海峡の猛禽類2 ツミ サシバ クマタカ オオタカ ハヤブサ トビ

関門海峡猛禽類の2回目の投稿です。ようやく判別ができました。

PCのAI判定と知見のある方に見てもらいました。

タカ科とハヤブサ科の猛禽類です。

ツミ、サシバクマタカオオタカハヤブサ、トビが確認できました。

前回投稿したノスリとハチクマを合わせて8種類のタカ科とハヤブサ科の猛禽類が確認できました。

 

関門海峡は本州から九州に渡る重要な地点になります。人間だけでなく鳥も関門海峡を行き来しているようです。

 

〇ツミ

 

サシバ

 

オオタカ

 

クマタカ

 

ハヤブサ

 

〇トビ

 

 

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関門海峡の猛禽類1 ノスリ  ハチクマ

関門海峡猛禽類です。

今回はノスリとハチクマを投稿します。

 

ノスリ

 

はじめて観察したノスリです。

ハチクマと同じタカ科の猛禽類です。

当初はハチクマの観察を目的としていましたが、ノスリが撮影できました。

ノスリは翼の周辺の黒い斑点が特徴です。

 

 

 

 

 

〇ハチクマ

 

ハチクマも観察できました。

いつもは、やや低い所からハチクマを観察しますので下から眺めるようになりますが、今回は風師山の高い所から撮影しましたので、ハチクマの目線を初めて確認できました。

 

 

 

ハチクマの幼鳥も観察できました。

数千キロ移動するのですから凄いです。

 

 

 

他の猛禽類も確認しだい順次公開していきます。

 

 

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関門海峡の絶景 環境

今日は関門海峡の傍の風師山にバードウォッチングに行きました。

 

風師山は標高362mの山です。

関門海峡の傍にあり、関門海峡を見下ろすことができます。

前日投稿した皿倉山よりも絶景と思われます。

 

JR九州小森江駅から登りました。ほぼ海抜数mのところから急坂を登るので疲れました。

山頂は木が茂っており、関門海峡を見渡すことができませんが、200mくらい離れた所にある風頭と言う岩場に行くと絶景が眺められます。

絶景を見ることで疲れも吹っ飛んでしまいました。

 

西側に見えるのが、左側が小倉北区、右側が下関市彦島です。

真中に関門海峡があります。

川のように見えます。

 

小倉北区下関市彦島 真中が関門海峡

 

正面に見える島が、宮本武蔵の決闘で有名な巌流島です。

下関市街を挟んで、遠くに見えるのが、先日投稿した六連島です。

 

巌流島 下関市街 六連島

 

東側に目を向けると、関門橋が見えます。関門橋の付近が関門海峡でもっとも狭く、

源平合戦で知られた壇之浦になります。

今の土木技術では関門海峡を埋め立てるのは容易なようですが、大昔から日本海と瀬戸内海をつなぐ重要航路になっているので、九州と本州は橋やトンネルでつながっています。

中国や朝鮮半島から、広島や岡山などの太平洋ベルト地帯を通り、都のあった近畿地方に行くには関門海峡は通る必要がありました。

このため、時代の起点になった源平合戦明治維新も、ここで起こったのではないでしょうか。

飛行機と船以外では、九州から本州に渡るには関門海峡をトンネルや橋で通過する以外には手段がないのです。

下関市北九州市の周辺も含めて、毎日の通勤や通学や観光などにトンネルや橋を利用して、関門海峡を行き来しています。

 

 

関門橋と壇之浦

 

更に東側を見渡すと、山口県山陽小野田市(厚狭、小野田)が見えます。

山口県の下関や厚狭、小野田、宇部防府、徳山などの町には大工場があり、同じ工業地帯である北九州との繋がりも強いようです。

 

関門橋山陽小野田市

 

ところでバードウォッチングですが、予想以上に猛禽類である鳥を撮影することができました。

ハチクマやクマタカノスリサシバ、ツミ、トビなどです。

現在撮影した写真を整理していますので次回投稿します。

 

 

 

 

 

 

北九州市の全景と青空 環境

先週の土曜日はハチクマを観察するために、北九州市の主峰である皿倉山に登りました。

皿倉山はJR八幡駅から歩いて1時間半くらいで登れます。

午前中はいつも観察している場所にいましたが、風の向きのせいか、ハチクマの渡りが見られなかったので、皿倉山に登りました。

皿倉山は標高が622mです。

ハチクマの渡りを期待しましたが確認できませんでした。

 

そこで皿倉山の景色を眺めました。

皿倉山は、東京スカイツリーとほぼ同じ高さになります。

展望台から眺めると、吸い込まれるような景色を見ることができます。

北九州市の全景を眺めることができ、遠くは山口県宇部市や小野田山陽市あたりまで見えます。

この日は夜景は見ませんでしたが、現在新日本3大夜景の一位に選ばれており、非常に綺麗です。

今までに紹介した北九州市の全景の写真を掲載しますのでご覧ください。

 

洞海湾の周辺は、社会科の教科書にも載った官営八幡製鉄所をはじめ、日本を代表する重化学工業の工場が集まっていました。

かっては北九州工業地帯と呼ばれたところで、工場の煙によって空がいつも曇っていました。

現在は、環境規制により工場の煙が少なくなり青空が見えています。

 

洞海湾北九州工業地帯

 

 

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洞海湾の入り口には赤い若戸大橋が見えます。また、島巡りをした六連島と馬島が見えます。

 

洞海湾の入り口と若戸大橋、六連島、馬島

 

 

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関門橋を拡大した写真です。はるか向こうには山口県の小野田山陽市や宇部市が見えます。

 

関門橋山口県

 

洞海湾関門海峡山口県です。

関門海峡が川のように見えます。遠くから来た方は関門海峡が狭いのには驚かれます。

 

洞海湾関門海峡

 

関門海峡が川のように曲がっています。

関門海峡

 

 

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皿倉山の西側には、筑豊地方を横切る遠賀川の河口が見えます。

かすんでいなければ、世界遺産沖ノ島も見えます。

 

遠賀川

 

 

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