今日は関門海峡の傍の風師山にバードウォッチングに行きました。
風師山は標高362mの山です。
前日投稿した皿倉山よりも絶景と思われます。
JR九州の小森江駅から登りました。ほぼ海抜数mのところから急坂を登るので疲れました。
山頂は木が茂っており、関門海峡を見渡すことができませんが、200mくらい離れた所にある風頭と言う岩場に行くと絶景が眺められます。
絶景を見ることで疲れも吹っ飛んでしまいました。
真中に関門海峡があります。
川のように見えます。
正面に見える島が、宮本武蔵の決闘で有名な巌流島です。
下関市街を挟んで、遠くに見えるのが、先日投稿した六連島です。
巌流島 下関市街 六連島
東側に目を向けると、関門橋が見えます。関門橋の付近が関門海峡でもっとも狭く、
源平合戦で知られた壇之浦になります。
今の土木技術では関門海峡を埋め立てるのは容易なようですが、大昔から日本海と瀬戸内海をつなぐ重要航路になっているので、九州と本州は橋やトンネルでつながっています。
中国や朝鮮半島から、広島や岡山などの太平洋ベルト地帯を通り、都のあった近畿地方に行くには関門海峡は通る必要がありました。
このため、時代の起点になった源平合戦や明治維新も、ここで起こったのではないでしょうか。
飛行機と船以外では、九州から本州に渡るには関門海峡をトンネルや橋で通過する以外には手段がないのです。
下関市と北九州市の周辺も含めて、毎日の通勤や通学や観光などにトンネルや橋を利用して、関門海峡を行き来しています。
関門橋と壇之浦
更に東側を見渡すと、山口県の山陽小野田市(厚狭、小野田)が見えます。
山口県の下関や厚狭、小野田、宇部、防府、徳山などの町には大工場があり、同じ工業地帯である北九州との繋がりも強いようです。
ところでバードウォッチングですが、予想以上に猛禽類である鳥を撮影することができました。
現在撮影した写真を整理していますので次回投稿します。