環境とアウトドアスポーツのススメ

環境とアウトドアスポーツであるサイクリングやウォーキング、登山、バードウォッチング、マラソン等について紹介します

ゴールデンイーグル イヌワシの金色の魅力

イヌワシの写真を整理していたら体上面を撮影した写真がありました。

頭と羽根の先端が金色に光っています。

体下面は黒褐色で模様が見え難いですが、体上面は模様が確認できます。

イヌワシがゴールデンイーグルと言う理由が解りました。

他のワシやタカにない美しさがあります。

かなりイヌワシが遠かったので写真を見落としていたようです。

 

 

イヌワシは谷間の針葉樹林と紅葉の広葉樹林の谷間をバックに飛んでいます。 

イヌワシの金色は猛禽類の王者と言うような風格を感じます。

 

写真撮影の反省点としてはイヌワシの飛行を撮影するためにシャッタスピードを上げたのでバックが暗くなっています。一方でイヌワシの金色はバックが暗い方が生えるようにも感じます。もう少し撮影の条件出しが必要なようです。

 

 

 

いつか機会があればもう一度イヌワシを撮影したいと思います。

風と逆光の中でのイヌワシの撮影

山へバードウォッチングに行きました。

計画した時は天気予報は雨でしたが直前に晴れに変わりました。山に行くのを迷っていましたが今回は思い切って行くことにしました。

幸運なことに風は強かったけど観察当日は天気がよかったです。

場所を変えながら鳥を探しましたが突然私の頭の上を通り過ぎるイヌワシを見つけました。

あまりに近かったのでイヌワシがカメラのファインダからはみ出そうになるような状況でしたが、イヌワシは羽根などの体下面の部分が黒褐色なので少しの逆光でも羽根の部分が特に真っ黒になりました。

咄嗟に撮影したので、カメラの条件出しも十分にできませんでした。

 

 

イヌワシはまたの名をゴールデンイーグルと言い後頭部が金褐色です。イヌワシの体上面は確認できませんでしたが、体側面からわずかですが金褐色の後頭部を確認できました。また、嘴と目の部分も確認できました。

また、イヌワシオオワシと同じようにタカに比べて嘴が大きいのを確認できました。

 

 

枝に2羽のイヌワシが止まっているのを観察しました。イヌワシは雄と雌のペアを思われますが距離が遠く逆光なので黒くなりました。

 

 

イヌワシの撮影は初めてです。

イヌワシは全体的に黒褐色の部分が多いのでハチクマやサシバなどの猛禽類の撮影のようにはうまくいかなかったです。

しかし今回は2羽のイヌワシを観察できただけでも良かったと思います。

イヌワシを警戒しているのか?他の鳥は見かけませんでした。このためかイヌワシは餌を確保していないようなので素嚢が膨らんでなく餌を探しているようでした。

ワシやタカなどの猛禽類の観察はいろいろな場面があり面白いです。登山やバードウォッチングを合わせると更に面白いと思います。

もう一度機会があればイヌワシの撮影にチャレンジしたいと思います。

 

歴史と自然が融合する山

滋賀県岐阜県の境界にある伊吹山に行きました。

東京までの新幹線に乗ると米原駅を通過すると左側に伊吹山が見えます。

山の形が美しく冬の時期には雪を被っていて一度登ってみたい山でした。

大阪に行く機会があり、足を延ばして米原まで行きました。

米原からレンタカーを借りて関ケ原町を経由して伊吹山ドライブウェイを通り山頂駐車場に行きました。約1時間のドライブです。

駐車場は1260mのところにあります。

そこから1377mの頂上まで歩いて登りました。

伊吹山ドライブウェイがあるので登りやすく観光客の方がかなり登っていました。

絶景です。

関西方面と中部方面、日本海方面が見渡せます。

御嶽山中央アルプス、白山、琵琶湖なども見ることができます。

 

伊吹山

 

伊吹山の東側を説明する案内板

 

伊吹山の山頂

 

濃尾平野

 

御嶽山

 

琵琶湖

 

中央アルプス

 

伊吹山は紅葉が見ごろでした。

 

伊吹山の紅葉

 

東海道新幹線名神高速道路、北陸本線北陸自動車道伊吹山の麓や谷間を通っています。

また、伊吹山とその周辺は戦国時代には織田信長豊臣秀吉徳川家康などが頻繁に通った道があり、江戸時代には中山道が通っていました。

天下分け目の合戦があった関ケ原も周辺にあります。

新幹線ではなく歩きや車などで通ってみると地理的な重要性がよくわかりました。

文化的な面では餅の形も関ケ原あたりから西は丸餅、東は四角餅になるようで、いろいろな物の境界線になっているようです。

伊吹山とその周辺は歴史と自然が融合しています。

もう一度時間があれば周辺を散策したいと思います。

 

伊吹山周辺 Google Maps

 

伊吹山トライブウェイに行かれる方は雪のため冬期は通行止めになるので、下記のホームページを確認してください。

 

ご利用案内|青空へ駆け上がる道|伊吹山ドライブウェイ

2025年のタカの渡りの観察 タカの渡りとカメラ撮影の魅力

2025年秋のタカの渡りの観察が10月末でほぼ終了したので投稿します。

今年は6回タカの渡りの観察に行きました。

昨年と回数はほぼ同じですが、今年の方がカメラの撮影がうまくいったように感じます。

具体的には、タカがカメラに近づいた時間とカメラには良い日光の時間が一致したようです。

また、カメラのシャッタースピードF値など良い撮影条件を知ることができました。

ハチクマやサシバの模様が青い空に映えます。

うまく撮影できた時の感動は、何にも変えられないものがあります。

 

1.ハチクマ

 

ハチクマは雄と雌を撮影出来ました。

目の色の違いで雄と雌を区別することができます。

タカの渡りはハチクマを主に観察していますが、初めて雄と雌の違いを確認できました。

 

 

2.サシバ

 

サシバを横向きで撮影したのは初めてです。 

サシバはハチクマよりも身体に対して頭が大きいのを確認できました。

 

 

3.ツミ

 

ツミも青空をバックに初めて撮影できました。 

ツミはハチクマやサシバに比べて小型で胴長であることが分かりました。

 

 

4.ノスリ

 

ノスリはハチクマよりも時期を遅くすることでカメラに近くで撮影できますが、ハチクマやサシバと同じ時期ではサシバはカメラから遠かったです。

 

 

 

sarakura.hatenablog.com

 

5.ハイタカ

 

ハイタカは春の渡りの方が観察できる数が多いですが、数が少ない秋のハイタカを撮影できました。

 

 

秋と春を中心にタカの渡りを観察していますが、カメラの撮影条件を検討することでタカの色々な表情を確認出来るのは大変面白いです。

アウトドアスポーツの3の倍数の壁

私は今までアウトドアスポーツとしてマラソンやウォーキングなどをしてきました。

そこでどのアウトドアスポーツも調子がよくても一定の距離や時間が来ると苦しくなることを感じます。

フルマラソンでは30kmが壁のようです。30kmくらいから突然身体が重く感じますがどうにか完走しています。マラソン大会では30km以上で止まっている人を多く見かけます。

テレビを見ると2時間前半で走るマラソン選手でも30km以上が重要なようです。

私はハーフマラソンでは15km以上でフルマラソンの30km以上と同じ状態になります。

ウォーキングでは100kmウォークに参加しましたが、2度とも60kmから先が脚の筋肉が硬直して歩き難くなりました。100kmウォークも60km以上でリタイアする人を見かけます。

どのアウトドアスポーツも参加する前に十分に練習を行い、壁を超えることが完走や完歩につながると思います。

 

バードウォッチングを初めて約3年半になります。バードウォッチングをしている人と話す機会があり、「バードウォッチングを初めて3年くらいがおもしろいよね」と言われたことがあります。3年過ぎたころから言われたことが理解できるようになりました。

最初のころは毎回新しい鳥を見つけて喜んでいましたが、3年すぎるころからは毎回新しい鳥に出会わなくなりました。その代わりに3年過ぎたころからはカメラ撮影のコツが掴めてきたので写真の出来栄えに喜びを見つけています。

偶然と思いますが、30km、15km、60km、3年と3の倍数の壁があるようです。

 

仕事も3日、3か月、3年と言う壁に通じる言葉がありますが、アウトドアスポーツにも3の倍数の壁というのがあるように感じます。

 

繰り返しになりますが、どのアウトドアスポーツでも3の倍数の壁を越えるための対策や練習が必要です。

 

岩場で撮影した鳥です。イソシギジョウビタキは過去に掲載した写真よりは出来栄えがよくなっているように感じます。

 

イソシギ

 

ジョウビタキ

ハクセキレイ

 

マガモ

 

ミサゴと魚(ヒラマサ?)

岩場の鳥 波を前に

海のそばの洞がある場所にいきました。

以前の記事があるので掲載します。

 

sarakura.hatenablog.com

 

周辺は岩場になっています。

干潮なので岩場が見えていました。

カメラを持っており、岩が滑りやすいので気を付けて歩きました。

海は風が吹いており波立っていました。

 

先日観察した内陸部の池とは異なる鳥がいました。

干潟の鳥と種類が同じですが、岩場の鳥は単独か2,3羽の集団でした。

ちなみに干潟では鳥は群れでいることが多いです。

 

1.イソヒヨドリ

 

最初に出迎えてくれたのは雄のイソヒヨドリでした。

天気がよいともう少し青く見えますが、曇りなので黒っぽく見えました。

 

 

2.ダイゼン

 

9月に干潟で観察したダイゼンとは体の模様が異なっていました。身体の黒い色がなく秋の模様のようです。

 


sarakura.hatenablog.com

 

3.ホウロクシギ

 

波を前にホウロクシギは岩場に悠然と立っていました。

 



4.メダイチドリ

 

メダイチドリホウロクシギよりもかなり小さいですが、近くに寄ってきたので大きく撮影することできました。

 

 

遠くに見えるのはメダイチドリダイゼンです。

 

 

波がバックになっており、岩場の風景は干潟とは異なった趣があります。

バードウォッチングと記憶力 五感

最近バードウォッチングに関連して感じたことを話します。

50歳を過ぎるころから記憶力が少し低下したように感じていました。

例えば人の名前がでない。物の名前がすぐに出ないなどです。

物覚えが遅いこともありました。

ところが最近前よりも記憶力が回復したように感じています。

3年くらい前から始めたバードウオッチングで撮影した鳥を図鑑やAIなどを使用して調べていますが、写真を見るだけで鳥の名前を言えるようになりました。

鳥の名前や特徴を無理に暗記するのではなく自然に覚えました。

この影響でしょうか、鳥以外でも人の名前や物の名前が以前に比べてすぐに出るようになりました。

興味のある物や好きな物を見て調べることが関連しているように感じます。

見る以外でも興味のあることや好きなことで五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)を使うことは大切なように思います。

 

今季撮影した猛禽類(ハチクマ)の写真の一部です。