〇海の環境
洞海湾は北九州の八幡東区、八幡東区、戸畑区、若松区が周辺にあります。
日本で初めての長大大橋である若戸大橋が戸畑区と若松区の間に架かっています。
自転車で戸畑と若松を渡るには橋の下にある渡船を利用します。
40、50年前の洞海湾の海水は、北九州工業地帯の工場の排水により、コールタールのような粘度がある真っ黒な水でしたが、現在は下の写真のように海水の透明度があり海の底が見えます。
子供の頃に渡船を乗ることがあり、洞海湾で見た水の汚さは想像を絶していたので、今回の違いには驚きを感じました。
40,50年前は、東京湾をはじめ日本中の海や川も汚染された状態でしたが、特に洞海湾の汚染は生物が住めない状態でした。
船のスクリューが一週間で溶けるというレベルです。また、洞海湾に入港する船の底に付いたフジツボが洞海湾の水で落ちてしまうような状態です。
現在は環境規制や対策をすることで、洞海湾をはじめとした日本の海や川ではかなり公害が改善されていますが、世界規模で見れはマイクロプラスチックや水銀、アスベストなどの有害物質の問題などがあります。また、窒素酸化物や二酸化炭素による地球温暖化などの問題もあります。
特に環境基本法に提示されている水質、大気、土壌、騒音、ダイオキシン類については注意が必要です。
公害の影響は人間や動物にはすぐに見えずに、年月を経て深刻な問題になることがあります。
1人1人が環境問題に関心を持ち、対策について考えていく必要があります。
過去にも環境について投稿したブログがあるのでご覧ください。
〇町の公園の花菖蒲
当初はバードウォッチングが目的でしたが、季節の変わり目のためか鳥がいなかったので、町の公園で花菖蒲を観察しました。
花菖蒲を初めて見ましたが実に綺麗です。
約35種類の花菖蒲があるようです。
町の公園も以前と比較して空気が良くなっているので、花を観察するのも気持ちが良く綺麗に見えます。