環境とアウトドアスポーツのススメ

サイクリングやウォーキング、登山、バードウォッチングについて紹介します

登山 ウォーキング 九重連峰 黒岳高塚山 湧水 登山は慎重に

1人キャンプの後にバードウォッチングに行くことにしました。

 

バードウォッチングをする場所に行く途中で、黒岳男池と言うところを見つけました。

男池は「おいけ」と言い、日本有数の湧水群でした。

 

このような所には、鳥がいると信じ込み車を降りました。

 

山に登ることを予想し、靴はトレールランシューズに履き替え

登山道の入り口で、QRコードによる入山届を提出しました。

 

男池湧水が目的でしたが、場所が分からないうちに黒岳至の標識があった登山コースを歩いていました。

黒岳には一度も登ったことがないので、興味があり登り続けました。

 

高塚山 黒岳

 

9時半に出発し、黒岳の最高峰である高塚山に着いたのが13時半でした。

高塚山は黒岳の主峰であることが、後で分かりました。

 

コースはかなりの難路です。

山の裏側まではアップダウンが続き、苔が生えた大きな石の上をかなりの時間歩きました。

 

写真では、遠く苔が生えた岩が見えますが、これからが登山の本番でした。

 

苔を生えた岩が遠くに見える

 

目印として木に巻いた黄色とピンクのテープを見逃すと道に迷うので注意しました。

 

時間を考えてバードウォッチングをする余裕もありませんでした。

 

山の後ろ側に回り、2度目の急な登りになりました。

 

自転車や登山で経験しているのですが、遠くに見える峯が何度も出てきて、頂上と錯覚しました。

 

最後の分かれ道では、高塚山の標識がありましたが、黒岳との文字はありません。

登山口からは高塚山の標識は一度もなかったので面を食らいました。

 

遠くに高い山が見えたので、高塚山と反対の方向に向かいました。

 

しかし予定していたコースとしては時間が長すぎます。

このため、一旦高塚山の標識のあるところまで戻りました。

 

標識をよく見ると、高塚山の標識の下に、だれかがボールペンで書いた黒岳至と小さな文字が見えました。

 

登山者のことを考えると、( )書きでも黒岳と記入すべきではないかと思いました。

 

ようやく高塚山の山頂に着きました。

疲れていましたが、腹が減ったので持ってきたアンパンをたいらげました。

 

頂上から見る景色はよかったです。

 

高塚山山頂

 

高塚山から見える山です。おそらくコースを間違えそうになった山と思います。

 

前岳

 

久住連山の主峰である久住山大船山も見えました。

 

大船山

 

久住山 

山頂には鳥はいませんが、きれいなトンボを見つけました。

近づいても逃げませんでした。

オニヤンマトンボの1種のようです。

 

 

トンボ

帰りは来た道を歩きました。

 

山頂から少し下ったところで、左脚がつりました。それと同時に右脚もつり、歩けなくなりました。

長年アウトドアスポーツをしていますが、初めての経験でした。

山から帰れないのではないかと、やばいとの思いが頭をよぎりました。

 

数分休むことで少し治まったので、気を付けて下りました。

途中で何度か脚がつりましたが、どうにか歩くことができました。

 

木に巻いたテープにも十分に注意しました。

 

GPS時計の測定データです。

最高海抜が約48m違っていますが、以下のような急傾斜を登りました。

 

GPS時計の測定データ

 

最後の頃は水も少なくなっていましたが、かくしみずという湧き水を見つけ給水しました。

 

ようやく登山口付近に着き、男池の標識を見つけました。

男池は登山口の近くにありました。

 

水が湧いており、非常に綺麗で神秘的な池でした。

水質検査をしており飲むことができます。

 

一口飲みましたが美味しかったです。

 

但し、疲れていたので写真を撮影する余裕がありませんでした。

 

今回の反省ですが、山は甘く見てはいけません。計画をたてて十分に注意していく必要があると思いました。