写真は、フイルム写真をスキャナで撮ったので、少しセピア色になっています。
裏銀座は高瀬ダムから登り、烏帽子岳から野口五郎岳、西鎌尾根を経由して槍ヶ岳を縦走して上高地へ下るルートです。
同級生5人のメンバで、山小屋宿泊とキャンプをしながら縦走しました。
キャンプした時に、一度だけ雨が降ったが、それ以外は晴れました。特にメインである槍ヶ岳は快晴であり、素晴らしい景色でした。
しかし、槍ヶ岳の崖を上がるのには閉口しました。
槍ヶ岳は、3180mのそそり立った槍のような山です。
私は柵のないような高い所が苦手です。
私が4歳の時によその家の階段で遊んでいて、後ろ向きに落ちて、鎖骨を折ったことがあり、これが原因で高い所が苦手になったと思われます。
大方の山や山の縦走は怖くないのですが、槍ヶ岳の崖だけは自分としては非常に怖かったです。
登りで後ろが見えないし、手がこわばっており、岩をつかむのに閉口しました。
頂上は、天気が良く、素晴らしい眺めでしたが、あまりの恐怖のため、素晴らしい景色が半減したのが心残りです。
槍ヶ岳山頂
下りを心配していましたが、登りほどは怖くはなかったです。
どうにか槍ヶ岳を下り、その後北穂高岳の大キレットに行く予定にしていましたが、ここは、北アルプス最大の難所なので、一緒に登ったメンバに進言して中止し、上高地に下りました。
槍ヶ岳の経験から、山は危険が伴うので慎重に計画を立てて臨むべきと思いました。
私のピンバッチコレクション(山バッチ)の一部です。
雲ノ平、双六、烏帽子岳