環境とアウトドアスポーツのススメ

サイクリングやウォーキング、登山、バードウォッチングについて紹介します

西九州の旅(その2)雲仙平成新山と普賢岳、妙見岳 自然の脅威

前回紹介した佐賀市の干潟を後にして、長崎県雲仙市に行きました。

 

平成新山普賢岳妙見岳

 

雲仙市小浜温泉に泊まり、翌日雲仙の仁田峠と言うところまで自動車で行きました。

 

カメラは、レンズ交換型のミラーレスカメラと、レンズ一体型の高倍率のデジタルカメラを携帯しましたが、山の様子を撮影する場合はレンズの交換の必要がない一体型のデジタルカメラを使用しました。

 

写真は仁田峠の第二展望所から見た平成新山です。

平成新山は1990年11月に200年ぶりに始まった噴火で隆起してできました。

当時はテレビや新聞で多く報道されましたが、私は山の大きさのイメージが分かりませんでした。今回、実際に見ることで隆起した山が巨大なのが理解できました。

 

1990年以前は普賢岳1359mが雲仙の最高峰でしたが、1990年以降に127mも高い平成新山1486mが出現しています。

山が崩落し火砕流が発生することで、多くの人命や家屋を奪いました。

 

 

 

長崎県の説明文があるので掲載します。

 

 

拡大した写真です。

点線の部分が元の山の高さです。

左端が普賢岳なので、かなり隆起しています。

 

 

トレッキングシューズやバックパックを準備していたので、今回印象に残った雲仙普賢岳へ登ることにしました。

仁田峠駐車場からロープウェイを使い、更に歩くことで妙見岳1333mに到着しました。

妙見岳から見える普賢岳平成新山の眺めです。

 

 

妙見山の展望台から有明海の景色も見れます。

 



妙見岳から普賢岳に行くには、カルデラに下り急斜面を登ることで普賢岳山頂に到着します。

 

普賢岳から平成新山を見上げた写真です。

普賢岳よりも高い山が出現しているのには驚きます。

平成新山は立ち入り禁止です。

 

 

平成新山の山頂を拡大すると、煙が出ており今も山が活動しています。

山のスケールが大きく、自然の脅威を感じた一日でした。

 

 

 

普賢岳の山頂から360度景色を見渡すことが出来ます。

西側に大村湾が見えます。

 

 

東側に有明海熊本県が見えます。

 

 

長崎県の説明文です。

霞んでいなければ、熊本県阿蘇山や福岡県の山も見えるようです。

 

 

下山中に見つけた環境省普賢岳登山道の総合掲示板です。

カルデラの周辺が山になっています。

鳥の鳴き声はしましたが、鳥を観察できませんでした。

平成新山に圧倒され、バードウォッチングに集中出来なかったのが理由と思います。

 

 

小浜温泉

 

普賢岳登山の前日は小浜温泉に泊まりました。

小浜温泉長崎県島原半島にある有名な温泉です。

ビジネスホテルでしたが、かけ流しの温泉があり4回も入浴しました。

泉質は塩化物泉で舐めると少ししょっぱいです。リウマチや神経痛に効果があるようです。

数年前にトレールランで坐骨神経痛を発症し脚に少し違和感がありましたが解消できました。温泉の効果があったようです。

 

次回は島原半島からフェリーで熊本県荒尾市に渡った時の様子を紹介します。