秋吉台と秋芳洞は山口県の美祢市にある日本最大のカルスト台地と鍾乳洞です。
当初は秋吉台でのウォーキングを考えていましたが、非常に暑いので急きょ予定を変更して秋芳洞に行くことにしました。
秋芳洞は約40年ぶりの見学になります。
秋芳洞の入り口に着きましたが、外は30℃以上の猛暑なのに洞に入る前からひんやりしていました。
洞の中の観光コースは約1kmあり、川が流れています。
秋芳洞の入り口
秋芳洞の中に入ると巨大な空間が現れました。
40年前に訪れた時は、照明で明るかったようにおぼろげながら記憶していますが、洞の中は薄暗かったのには驚きました。
洞を薄暗くするのは、環境対策だと思います。
特に昔は白熱球を灯りとして使用していたので、洞の中が乾燥して貴重な展示物が劣化するし、中にいるコウモリにも強い灯りは影響していたのを聞いたことがあります。
このため秋芳洞の中も環境対策には力を入れているようです。
入り口から入った場所
洞の中は薄暗いので、カメラでは巨大な空間を表現するのが難しいです。
洞の空間
貴重な百枚皿や黄金柱は数万年かけて形成された貴重な物なので、これらの保護は必要です。
百枚皿
黄金柱
黄金柱の説明文
エレベータで秋吉台側に上がることが出来ます。
洞からエレベータへ入る所に温度計がありました。
洞の中の温度計
エレベータで秋吉台側に上がりました。エレベータの高さは約100mあるようです。
エレベータで登ったところにある秋吉台に通じる入り口です。
エレベーター口
秋吉台入り口の温度計は32℃でした。
温度計には熱中症の注意が出ています。
温度計は建物の中の日陰にあったので、建物の外はもっと温度が高いと思います。
地上の温度
通常は100m上がると0.6℃下がると言われていますが、地上と洞では15℃違いました。
天然のクーラーです。
このためか、避暑を兼ねて多くの観光客の方がいました。
こちらも数十年ぶりに訪れました。
展望台から秋吉台を望む
秋吉台は非常に広いです。北九州にも平尾台と言う広大なカルスト台地がありますが、秋吉台は平尾台より更に広いようです。
平尾台では、ウォーキングやトレールランを過去に行ってきましたが、秋吉台でも絶景を見て、アウトドアスポーツを楽しみたいと思いました。
しかしあまりの暑さのため、今回は体調を考えて自重しました。
バードウォッチングも有名な所ですが、鳥もツバメを一羽見たのみでした。
秋に再度訪れて、ウォーキングやバードウォッチングなどのアウトドアスポーツをしようと思います。