北九州は毎日雨の日が続きます。
一昨日は若干の晴れ間が見えました。
天気予報で確認すると15時ごろから雨のようでした。
梅雨の間はバードウォッチングを控えていましたが、がまんができなくなり外に飛び出ました。
途中で雨が降ると困るので、自転車をあきらめて電車で行くことにしました。
〇アオバズクのオスとメス
対象の鳥はアオバズクです。
ヒナがそろそろ孵化する時期です。アオバズクの生活の様子がみたくなりました。
自転車は使えないので電車で行ける場所に向かいました。
今まではアオバズクのオスかメスの1羽のみが確認されましたが、今回は2羽いました。
大きな大木を挟み、オスとメスがいました。
観察場所の人の話では、ヒナが孵化したようです。
但しヒナは洞に入っており見えませんでした。
前日は蛇のアイダイショウが巣に近づいたようで、アオバズクが警戒しているようでした。
このためオスのアオバズクが飛んで蛇を威嚇したようです。
アオバズクはほとんど昼間は動きませんが、いざと言うときは行動力があることがわかりました。
アオバズクの子供を守る行動には私たち人間も見習うものがあります。
もう少しするとアオバズクのヒナが巣から出てくると思われます。
オスのアオバズクはメスに比べて黒目や嘴が大きいように感じます。また、頭頂部の毛が立っています。風格があります。
メスのアオバズク
オスのアオバズク
〇カメラ撮影の面白さ
観察場所を移動するとメスのアオバズクが大木の枝の隙間から見えました。
面白い風景だったので撮影を試みました。
大木の枝があるのでオートフォーカスでは焦点の合わせ難く、マニュアルで撮影しました。
マニュアルで撮影すると最初は失敗しますが、試行錯誤をすることでカメラの仕様がよく分かり、いろいろな場面で撮影できるようになります。
フイルムカメラではフイルム代と現像代が高かったのでこのようなことはできませんでしたが、デジタルカメラではできます。
実験をしているようで大変面白いです。カメラにますます嵌りそうです。
オートフォーカスも画像センサ技術が従来より進歩しているので素晴らしい写真が撮れます。このためオートフォーカスとマニュアルを使い分けて使用しようと思います。
大木の隙間から見たアオバズク