関西の山や道に続き、今回は地元九州で特に印象に残った山や道を紹介します。
1.金峰山
金峰山は熊本市内にある山です。歴史上では宮本武蔵が五輪書を書いた洞窟や夏目漱石が小説草枕に書いた道があることで知られていますが、頂上で見る景色が絶景です。
東は熊本市内を見下ろし、遠くには阿蘇山が見えます。西は長崎県の雲仙岳が見えます。
高さは665mの山ですが、狭い頂上の上からは九州を代表する阿蘇山と雲仙岳が見れます。
実際に見ると写真で見るよりも絶景です。
2.高千穂峯
鹿児島県の霧島連山にある高千穂峯です。山頂に青銅製の剣が刺さっています。
天逆鉾(あまのさかほこ)と言うようです。
神がかったように見える圧倒される風景です。
登った時は、霧が出たり青空になったりした不思議な天気でした。
坂本龍馬が慶応2年(1866年)に新婚旅行の時に抜いたと言われている歴史のある文化財です。
山頂からは遠くに桜島も見えます。
山頂の登る時は、新燃岳から噴火した火山灰が積もっており足元が悪いので、杖(ストック)を携帯した方がよいです。
高千穂峯の天逆鉾
高千穂峯から桜島を眺める
3.桜島・城山
鹿児島県の桜島です。西南戦争で西郷隆盛の最後になった城山から見ることができます。鹿児島を代表する景色です。
平成新山は1990年11月に200年ぶりに始まった噴火で隆起してできました。
1990年以前は普賢岳1359mが雲仙の最高峰でしたが、1990年以降に127mも高い平成新山1486mが出現しています。
巨大な山が出現しており自然の脅威を感じます。
雲仙普賢岳から雲仙平成新山を眺める
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九州の山や道を2回に分けて紹介します。