1.火の山・風師山・関門海峡
火の山と風師山は関門海峡を見ることのできる山です。
火の山は山口県下関市の山ですが九州に関連する山として紹介します。
関門海峡を挟んで両側に山があります。
関門海峡は壇之浦の戦いや下関戦争・長州征伐、巌流島の決闘など、時代の変わり目になった場所です。
壇之浦の戦い ⇒ 貴族の時代から武士の時代へ。
下関戦争・長州征伐 ⇒ 武士の時代から民衆の時代へ
このように世の中の法律や考え方、価値観が大きく変わった重要な場所であると思います。
関門海峡はもっとも狭い場所は800mくらいですが、トンネルや橋を渡り、本州と九州の間を通勤や通学、観光などで多くの人が行きかっています。また、アジア大陸や東北・北陸・山陰側から瀬戸内海を通る船の重要航路や重要港になっています。更には新幹線も関門トンネルを通らないと九州に行くことはできません。
このため関門海峡一帯は重要な交通の要所なので、北九州市は同じ福岡県である福岡市よりも下関市の方がつながりが強いように感じます。
風師山から火の山と壇之浦、関門橋を眺める
頻繁に大型客船が通過するのを見かけます。
大型客船が関門橋を通過中
人だけでなく鳥もこの場所を通り、海外へ渡っていきます。
素晴らしい景色が見れます。
ハチクマの渡りを眺める
2.屋久島
私は時間不足と雨のために宮之浦岳の登頂を途中で断念しましたが、反対側の太鼓岩から見る宮之浦岳は絶景でした。もう一度宮之浦岳にチャレンジしたいと考えています。
豊臣秀吉が方広寺大仏殿の材料として切り倒したと言われる、推定樹齢3千年と言われるウィルソン切り株と縄文杉も見ました。スケールが大きいです。
単独の島ですが屋久島は亜熱帯、温帯などの自然の分布が豊かで水がとにかく綺麗です。また、人間と猿や鹿が屋久島の自然の中で共存して生活しています。
太鼓岩から宮之浦岳を眺める
山の中腹から開聞岳を眺める。
sarakura.hatenablog.com
標高924mの山ですが、薩摩富士と言われるように遠くから見る開聞岳は素晴らしいです。特に菜の花が咲く季節は特に綺麗です。
1月の指宿菜の花マラソンに参加し途中で撮影した開聞岳と池田湖の写真です。
かつて西郷隆盛は近くの温泉によく湯治し征韓論に敗れた後は犬を連れて1カ月くらい滞在していたようです。
開聞岳と池田湖を眺める
吹上浜から眺める夕日
開聞岳山頂からは桜島や池田湖、吹上浜が眺められます。山頂から見る景色も素晴らしいです。
九重連山・由布岳・祖母山は九州中央部に位置する山です。標高が1500m以上の山が連なっています。山と一緒に見れる霧氷と雲海が絶景です。
また、九重連山の坊がつるについては学生の頃に飲み会やキャンプでサークルの先輩が「坊がつる讃歌」を歌っていたのが印象に残っています。この歌からこの山に興味を持ちました。
久住山の霧氷を眺める