ゴールデンウイークも終わりに近づいています。
バードウォッチングを何度行いましたが、自然が相手なので、なかなか思うような観察ができません。
しかし、これがバードウォッチングの面白さだと思います。
近年のバードウォッチングのブームでは、多くの年配の方が高級カメラを持ち観察しているのを見かけます。
ブームの理由は以下のことが考えられます。
○環境がよくなったこと
40、50年前は、少なくとも町の中や海沿いでは鳥はあまりいなかったように記憶しています。
特に50年前の高度成長の時代は、大気汚染と海洋汚染が酷く、人間も含めて生物が生活できる状態ではありませんでした。想像を絶するような状態でした。
鳥が多くなっているのは、40、50年前に比較すると環境が良くなっているのも理由ではないでしょうか。
見たことのない鳥や生物を見るのは憧れと感動を与えると思います。
○カメラの性能が良くなったこと
以前はフイルムカメラでしたが、現在はデジタルカメラになっています。
フイルムカメラの時は、フイルムの現像と印画紙で1枚50円くらいはかかっていたと思います。一回の撮影が貴重でした。
デジタルカメラは、何枚撮影してもパソコンに取り込めば費用はかかりません。
また、面倒な露出補正などをしなくても、一定以上の質の写真が撮影できます。
多くの写真の中から良い写真を選ぶことも出来ます。
○健康にもよい
鳥のいる所は、比較的に環境の良い所が多いです。木も生い茂っており空気もよく、遠くを眺めることで眼にも良いようです。
撮影場所を探して、歩くことで健康にも良いようです。
ゴールデンウィーク中に観察した写真で印象に残ったものを掲載します。
○ハヤブサ
黒い頭巾をかぶったような顔をしており、非常に特徴があります。
我々の世代では、「ハヤブサ」というのは、寝台特急やオートバイの名前など、速い物に付けるというイメージがあり、名前その物に憧れがありました。
○ヒヨドリ
ヒヨドリの渡りを観察しました。
猛禽類などの外敵から守るために集団で行動しています。
すごい数です。
先頭のリーダの動きに合わせて行動します。
撮影できませんでしたが、ハヤブサなどの猛禽類はヒヨドリの集団の後ろから狙い捕獲するようです。
なにか人間社会にもつながるものを感じます。
他の鳥は、下記に投稿していますので、ご覧ください。