今年もクロツラヘラサギやアオアシシギ、マガモ等の渡り鳥が地元の干潟に飛来しています。
そこで干潟の渡り鳥の観察を思いつき、自転車を輪行して電車で干潟の近くの駅に行きました。
折り畳み自転車を購入したことが影響していると思いますが、最近は自動車ではなく電車などの公共交通機関に自転車を携帯して移動することが多いです。
早速自転車を組み立てて干潟の周辺を走りました。
干潟にクロツラヘラサギがいました。
30羽以上飛来しており昨年よりは飛来している数が多くなっていました。
クロツラヘラサギは絶滅危惧種に指定されていますが、かなり個体数が増えてきたようです。
生活環境が改善してきたことやクロツラヘラサギの保護に取り組む団体や人の努力が大きいと思います。
脚に足環を付けたクロツラヘラサギがいました。足環はクロツラヘラサギの保護団体が個体がどこから移動しているのかを調査するために付けているようです。
この個体は、左脚にⅤ54、右脚に赤、白、緑の足環が付いており、韓国から来ているようです。昨年も飛来したようです。
ちなみに下の写真は昨年観察したクロツラヘラサギです。左脚の足環が赤、白、緑なので、同じ個体の可能性があります。
先日ブログで紹介した山階鳥類研究所に連絡して詳細を確認しているところです。
更に自転車を走らせるとアオアシシギがいました。寂しそうに一羽で行動していました。
〇 マガモ
まだ数が少ないですがマガモの集団もいました。
これから冬にかけて、干潟の渡り鳥の種類や数が増えてくると思います。
観察が楽しみです。
自転車の走行距離は約20kmでした。