前回に続いて北九州市風師山でのタカの観察を紹介します。
● ノスリ
9月末にハチクマの渡りのピークが過ぎるとノスリが増えます。
ハチクマに比べて身体が短く太っているように見えます。
● ハチクマ
ハチクマの渡りのピークは過ぎましたが、残り少ないハチクマが関門海峡を通過していきます。
ハチクマは身体の大きさに比べて、頭の部分が小さく羽根が長いです。
長距離を飛ぶジェット機のような体型です。
東南アジアまで数千キロを飛ぶので、理想的な体形をしているようです。
下の写真は今回撮影したハチクマではありませんが参考のため掲載します。目全体が黒いのでオスのハチクマです。
● ハイタカ
ハイタカはツミと似ていますが、翼指が6枚です。
横の線が腹に入っています。
下の写真も今回の撮影ではありませんが参考のため掲載します。
関門海峡の景色です。
拡大しないと分かり難いですが、黒い点がタカです。
観察地点に近づくと目視でも十分に確認できます。
タカが狭い海峡を通過するのは圧巻の行動です。