水辺の鳥です。
第三弾はカモ科の鳥についてお話しします。
カルカモやマガモは、飛び立ちや低空飛行の時は激しく羽ばたいて飛んでいきます。
激しく羽ばたくと長距離を飛ぶにはエネルギ効率の面からも難しいと思います。
越冬など長距離を飛ぶときには、どのように飛んでいるのか気になります。
カルガモ
ツクシガモの飛翔です。
カルガモやマガモに比べると、羽が長く、尻尾が大きいので安定感のある飛び方をしています。
ツクシガモ
ツクシガモ
カモと言うと、悪いことわざが多いです。
○「カモにする」「カモる」
いい儲けの対象。だましやすい対象として利用する。
○「カモが葱を背負ってくる」
好都合であること。獲物がまんまとやってくること。
餌を採りに飛び立ち、元居た場所に戻るというカモの習性を使えば、簡単に捕まえることが出来ることから来ているようです。
特にカモのオスは、目立つ色をしているので狙われやすかったと思います。
カモは被害動物であり迷惑な話ですが、悪いことわざが多いようです。
現在は環境保護の観点からカモを捕まえることがなくなりましたが、昔は鴨狩など狩猟の対象になっていたからでしょう。