今日は洞海湾にサイクリングに行きました。
洞海湾とは日本の四大工業地帯であった北九州工業地帯の中心になった場所です。
自転車を止めて空を眺めていたら、鳥が飛んでいたので、早速バードウォッチングを始めました。
よく見かけるトビではなくミサゴがいました。しかも一羽ではなく数羽です。
ミサゴ
ミサゴ
ミサゴは魚を食料としているタカ科の鳥です。
以前別の場所で撮影した写真を掲載しましたが、ミサゴが魚を捕まえているのが確認できます。
洞海湾は、かつては工場排水により、魚などがいない「死の海」と言われるような想像を絶するような海でしたが、環境規制が進み、海がかなりきれいになったことで、最近は魚が多く生息しており、ミサゴも生息しているのでしょう。
ミサゴは準絶滅種に指定されていますが、最近は海や川の魚が増えたことで、各地で見るようになったと思われます。
同じタカ科の猛禽類で、ハチクマと言う鳥がいます。
以前掲載しましたが、ハチクマは名前の通りで、蜂を食料としている鳥です。
蜂も以前に比べて多くなっているように感じます。
オオタカは大型のタカ科になるのでカラスも食べるようです。
このためカラスの天敵になるようです。
ノスリやツミは、小鳥やネズミなどの小動物が食料です。
トビは雑食になるようです。
このため、トビがどこでもいるのはなんとなく解ります。
タカ科の猛禽類も、環境が良くなり食料が増えたことで増加しているのでしょう。
人間は雑食ですが、地球の人口は増加しており食糧の確保は重要なテーマであると思います。