オシドリを観察することでオスとメスの色の違いに驚きと感動を持ちました。
そこで、私が今までに観察したオスとメスの鳥についてお話しします。
最初にオスとメスの色の違いを知ったのがジョウビタキです。
ヒタキ科の小鳥です。
オスの腹のあたりの黄色が鮮やかです。
メスはオシドリのメスとよく似た色です。地味ですが清楚な色をしています。
ジョウビタキ(オス)
ジョウビタキ(メス)
次にカモ科の鳥になります。
オシドリをはじめとしたカモ科の鳥もオスの色が鮮やかです。
ヒドリガモ(オス)
ヒドリガモ(メス)
ハシビロガモ(オス)
ハシビロガモ(メス)
ヒドリガモもオスとメスで色が違いますが、同じ様な姿勢をしており、オシドリと同様に仲がよさそうです。
ヒドリガモ (左 オス 右 メス)
オシドリのオスは派手な色をしています。メスは地味な色ですが、清楚な色をしています。
オシドリ (左 メス 右 オス)
前回の投稿です。
猛禽類はカモ科の鳥と比較すると、オスやメスの色や模様が変わらないので区別がつき難いです。
猛禽類自体が派手な色ではありません。
ノスリは体型と腹のところの黒い部分でオスとメスの区別がつくようです。
ノスリ(メス)
ツミは体格と顔でオスとメスの区別がつくようです。
ツミ(メス)
図鑑などで確認すると、オスとメスの色の違う鳥を性的二型と言うようです。
派手な外観のオスは捕食者である猛禽類に襲われやすく、地味な外観のメスは襲われ難く、子供を育てるうえでも、生き残るには都合がよかったようです。
メスは異性にもてるために派手になる必要がなく、結果としてメスは地味な外観が進化したようです。
バードウォッチングをすると、いろいろな気づきがあり面白いです。